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「市場を核に観光資源を創造する」_d0015277_1021029.jpgロードサイド等に大型店の進出によって人の流れが変わり、一時は閑古鳥の鳴いた第一牧志公設市場でしたが、1990年代になり、沖縄への観光客の数が増えたことで市場再生の突破口になりました。当時、那覇市に特別な観光スポットはなく、本島北部へ向かう観光客の通過点であり、離島へ向かう観光客の乗り換え地点に過ぎませんでした。そこで市場関係者は観光客を那覇市に足留めさせるため、公設市場を観光スポットにすることを検討しました。そのために、この市場を沖縄の生活文化が感じられる場所、沖縄文化の発信源として開発していこうと考えたんです」 さっそく、関係者は上海の市場を見学に行った。そこで見たのは、市場が観光スポットとして成立している現実であった。「市場では、観光客が買ったものを2階で調理してもらって、そこで食べていた。上海の市場で見たこの“持ち上げ方式”を、うちの市場にも取り入れようということになったんです」(市場関係者) 牧志公設市場が「観光客が訪れる市場」を目指して“持ち上げ方式”を始めたのは平成元年のこと。公設市場の組合だけではなく、県のコンテンツビューローや観光協会とスクラムを組み、官民一体となって乗り出した事業でした。そして、このシステムが大当たりしたんですね。市場といえば、その土地その土地の独自の食文化に触れられる場所ですが、観光客がせっかく美味しそうなものを見つけても、なま物なので家に持ち帰ることはできません。そこで「さあ、ここで今、食べていってください」というこのシステムは、まさしく観光客のニーズに応えるものでした。沖縄の海でとれたものが、その場で食べられることは、観光客の噂となり、今ではガイドブックにも掲載されるほどの観光スポットへと成長しました。何気ないサービスかもしれませんが、食べたい物を、その場で食べさせる。観光客は感動しますよね。
# by koto-style | 2008-10-13 10:16 | コンビニ他
「スーパーマーケットの役割はいいモノを安く売ることである」_d0015277_2231989.jpg東京都足立区にイトーヨーカ堂の低価格業態ザ・プライスが復活しました。復活というのは、以前にもザ・プライス業態を展開していたのですが、消費者のラグジュアリーなニーズに対応するため同業態を閉鎖。そして、物価高により低価格志向が強まった今、再度、出店に至ったようです。ザ・プライスでは食品を中心に約1万6千点となっており、通常のイトーヨーカ堂と比べアイテム数を約30%絞り込み、地域の消費者が本当に必要とする商品だけを品揃えしています。当然、在庫コストも低減するため、イトーヨーカ堂よりもナショナルブランドの商品が1割から3割安で販売されています。オープンしてからまだ4日ほどですが、人気は上々です。今後、大手スーパーマーケットチェーンでは原点回帰するのではないかと感じます。というのは、スーパーマーケットという業態は消費者にいいモノを安く売るために開発されたものです。ところがこの10年、スーパーマーケット間の競争が激しくなると、スーパーマーケット各社は消費者がより快適な空間でショッピングを楽しめるよう、ハイグレードな店づくりを進めました。最近では百貨店のように接客に重きを置いた売場となり、セルフサービスで店員さんに気兼ねすることなくショッピングできるという本来のスーパーマーケットの「よさ」が失われてきていました。まさに「サービスメタボリック」、過剰サービスです。接客をすれば消費者が喜ぶというのは、売り手が勝手に考える妄想ではないでしょうか?そもそもスーパーマーケットで購入する食料品や実用衣料品は定番、すなわち買う人は決まったモノを買う傾向が強いので接客など不要だと思いませんか?それよりも、いつもお客が買うモノを徹底的に安く販売する仕組みをつくることこそが、本来のスーパーマーケットの役割ではないでしょうか? ザ・プライスの安さ、今後も増えることを期待したいです。
# by koto-style | 2008-09-02 22:13 | スーパーマーケット
「次世代商店街は好きなもの同士が集まる空間となる」_d0015277_21594116.jpg商店街が衰退して久しいですが、今、新たな商店街が形成されて盛り上がっているエリアがあります。それがJR目黒駅から徒歩約15分、目黒通り沿いに約60の家具屋が集まるファニチャーストリートです。今から約20年前には、ミニクーパーなどのクラシカルな欧州車を扱うカーブティックが軒を連ねていました。イギリス車を販売するので、イギリスから直輸入にした家具を置き演出する店も少なくありませんでした。そのうち、家具の引き合いが増えるにつれ、クラッシックカーの取り扱いは減り、家具屋さんが集まってきました。ただし、家具屋さんといっても、いわゆる大塚家具のような量販店で販売しているようなモデルではなく、1960年代に製造された、ヴィンテージファニチャーをリノベーション、つまり部品やファブリックを新品に張り替えるなど限りなく新品に修繕したものです。従って、多くの品が一点ものなので、大切に使いたくなります。ちなみに値段は安いもので15万円前後ですから、買えない金額ではありません。なによりも大量生産時代に入る前のヴィンテージファニチャーは職人さんによる手作りの部分が多く、現代のコストや生産性を考慮した家具と比べて、味のあるデザインであり、愛着がわいてきそうです。最近では目黒通り周辺の個性的な家具店やカフェ・レストランが連携し、目黒インテリアショップスコミュニティーを結成。オークションや展示会などのイベントを行ったり、ポータルサイトを開設するなど、店舗同士がゆるやかにつながりはじめました。従来の商店街組織とは異なり、行政等に対し権利を主張する集団ではなく、あくまでも趣味嗜好が似ている店が集まったインスタントコミュニティーです。街区全体に流れる空気は、家具を売買するというよりも、家具好きが集まるカフェといった感じです。好きなもの同士が集まる空間、それが次世代商店街ではないでしょうか?
# by koto-style | 2008-08-06 22:09 | コンビニ他
「業務用スーパーを使いこなし、物価高を乗り切る」_d0015277_0442425.jpg物価高になっても売り手側はいたずらに値上げすることはできません。というのは、値段が上がることで、お客様が店に来なくなるのではないか?と懸念しているからです。従って各店舗では自店に最も来て欲しいお客が喜びそうな商品に関しては利益を度外視して激安で販売しています。例えばドラッグストアでは若者層の来店を促すため、インスタント麺やペットボトル飲料などを一般のスーパーマーケットよりも1割~3割安い価格で販売しています。またホームセンターでお得なのはティッシュ&トイレットペーパーです。ただし、5個入りパックをまとめて5セット、すなわち25個単位で販売されていますので、グループで買い物し、後で分けてもよいでしょう。さて、最近、はまっているのが業務用のスーパーマーケットです。もともとは喫茶店や小料理屋さんといった小さな外食店向けに食料品を供給する問屋さんですが、最近では一般の方の利用も歓迎しています。たとえば、ハム・ソーセージなどは一般のスーパーマーケットの約半額、ただし量は10人分くらいあります。小分けして冷凍できるものは冷凍し、使用する時に解凍しながら使うと、お得感があります。さらに、品不足が報じられているバターも業務用スーパーでは、なんとか品揃えされていることが多いです。ケーキ店や喫茶店ではバターがないと困りますものね。もちろん、バターの値段も一般のスーパーマーケットに比べて20円~30円安くなっています。食品卸売業者は物流コストを削減するために、小規模の飲食店に対して、食材を配達するサービスを止めたところも多いです。その結果、食材の配達を受けられない小規模飲食店などを対象に、店主自らが買い出しに行き、現金で決済し、自分で持ち帰る業態「キャッシュ&キャリー」が増えてきました。業務用スーパーを使いこなし節約の努力をしないで乗り切りたいものですね。
# by koto-style | 2008-07-08 00:43 | スーパーマーケット
「物価高のいま、なぜかプレミアム食品が売れている」_d0015277_0385922.jpg物価高が叫ばれているなか、同じ予算であっても買い物できる量は8割くらいに減りました。なかでもサラダオイル、マーガリン、バター、麺類、パン、菓子類は、「値上がりしたなぁ~」ということを実感します。値上前の感覚で買い物に行くと予算オーバーになるので、最近では2000円だけ財布の中に入れてお店に向かいます。小さめのサイズを買う、冷蔵庫の中に残っているものを食べ切ってから買う、買い物メモを持って、必要なものだけを買うといったように、トヨタ方式のようにムダを省くことで生活防衛するようにしています。最近では、新たな節約方法を見つけると、なんだか「世界経済に勝った」気分になるのですが、なかには毎日節約していると、「息苦しい~たまらん」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんななか、なぜかビールを筆頭に”プレミアム”商品が売れているんです!プレミアムビール、サラダオイル、カレー、清涼飲料、乳製品などは手に取る人が増えています。というのは、プレミアム商品は通常商品よりも2割程度、高かったのですが、原料高だからといって、これ以上値段を上げすぎてしまうと、メーカは”消費者が買わなくなるのではないか”ということで、今のところ値上していません。つまり、通常商品とプレミアム商品の価格差が縮まっているので、あと50円プラスして素材にこだわったものや、あと100円プラスして特定保健用食品を選ぶという消費者が増えているようです。我が家でも平日は特売商品やプライベートブランド商品を購入するなど、1円でも安いものを選ぶ、すなわち低価格志向を強めていますが、週末には節約したご褒美にちょっとだけ贅沢して、プレミアムヨーグルトやアイスクリームを買うようになりました。物価高はしばらく続きそうですが、激安商品とプレミアム商品を上手に買い分けながら、メリハリのある暮らし方で乗り切りたいですね。
# by koto-style | 2008-06-03 00:43 | スーパーマーケット