
目黒駅から山手通りに向かって約7分歩くと、am/pmの新業態Food styleに到着します。もともと同店は通常のコンビニエンスストア業態でしたが、前オーナーとの契約満了に伴い、食生活提案型のミニスーパーマーケットへと生まれ変わりました。核家族時代に入り、買物スタイルも変化しています。例えば、家庭で2人前のカレーを作る場合、じゃがいも、にんじんなど2.5個といった端数で必要となる場合があります。3個買って、使わなかった残りの半分はサラダすればよいのですが、結局、捨ててしまうことが多いです。3人家族以上であればカットしていない大根、白菜などもウェルカムなのですが、一人暮らしですと自ら調理する場合、素材の量が多過ぎて残った野菜の処理に困ってしまいます。Food styleでは味付けやカットなどの下調理を済ませたレシピカード付の素材「Pre-made」を98種類、発売しました。一人前でも素材を残すことなく手軽に調理できる冷蔵パックです。料理好きな自分は出来合いのものを買ってきて食卓に並べることに、なんとなく後ろめたさを感じていました。素材を使い切ることができ、さらに自分で火を加えることによって、料理する楽しみも得られます。都心で暮らす人が求めていたのは24時間営業のミニスーパーなんですよ。ちなみにPre-made以外の約2900の商品は一律税込103円と均一価格ショップとしての顔もあります。売場を歩き回ることもないので時間も節約できます。もちろん従来のam/pmのように公共料金の支払など、カウンターサービスもあります。
「使いきりサイズは生活費を節約できる」Food style上目黒店にて感じました。