「固定観念を捨てると、新たな視点が見えてくる」
2006年 03月 15日
NYのSOHO地区に程近いホームセンター(HC)では、釘一本から家の骨組みとなる大黒柱まで、家一軒まるごと建てるための建材が品揃えされています。確かに木材、ガーデニング材料等からインテリア雑貨、家具までと、品揃えは豊富ですが、急いでいる時には売場が広過ぎて、買物時間を要するといったデメリットも生じます。特定のジャンルだけを欲しいというニーズに応え、マンハッタン58丁目、レキシントンアベニューにオープンしたのがThe Container Storeです。文字通り、整理整頓に必要な家具、雑貨類を扱う専門HCです。例えば、旅行用の整理グッズとしてトランク、衣類を小分けするメッシュバッグ、化粧用ポーチ、パソコンのインナーパッドなど、旅に必要なすべての整理グッズが売られています。狭いスペースを有効に使いたいニューヨーカーに大受けし、5番街などのメインストリートを歩いていると、同店の紙袋を持った人を見かけることからも人気のほどが窺えます。さて、店内を歩きながら日本のグッズが意外な使われ方がされていたので思わずシャッターをきりました。厚さ2cm、たて30㎝、横40㎝ほどの畳を利用したクリップボードです。日本では床に敷くものですが、NYでは写真やメモをピンナップするための台として壁面に飾る用品として売られていました。ちなみに値段は$20でした。日本では畳は床材としてしか見えていませんでしたが、異国の方の発想では壁に飾るものに見えたんですね。今まで自分がいかに「既存の概念に縛られていたか」気づかせてくれた瞬間でした。
「固定観念を捨てると、新たな視点が見えてくる」
コンテナストアで感じました。
「固定観念を捨てると、新たな視点が見えてくる」
コンテナストアで感じました。
by koto-style
| 2006-03-15 21:29
| ホームセンター