流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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d0015277_0442425.jpg物価高になっても売り手側はいたずらに値上げすることはできません。というのは、値段が上がることで、お客様が店に来なくなるのではないか?と懸念しているからです。従って各店舗では自店に最も来て欲しいお客が喜びそうな商品に関しては利益を度外視して激安で販売しています。例えばドラッグストアでは若者層の来店を促すため、インスタント麺やペットボトル飲料などを一般のスーパーマーケットよりも1割~3割安い価格で販売しています。またホームセンターでお得なのはティッシュ&トイレットペーパーです。ただし、5個入りパックをまとめて5セット、すなわち25個単位で販売されていますので、グループで買い物し、後で分けてもよいでしょう。さて、最近、はまっているのが業務用のスーパーマーケットです。もともとは喫茶店や小料理屋さんといった小さな外食店向けに食料品を供給する問屋さんですが、最近では一般の方の利用も歓迎しています。たとえば、ハム・ソーセージなどは一般のスーパーマーケットの約半額、ただし量は10人分くらいあります。小分けして冷凍できるものは冷凍し、使用する時に解凍しながら使うと、お得感があります。さらに、品不足が報じられているバターも業務用スーパーでは、なんとか品揃えされていることが多いです。ケーキ店や喫茶店ではバターがないと困りますものね。もちろん、バターの値段も一般のスーパーマーケットに比べて20円~30円安くなっています。食品卸売業者は物流コストを削減するために、小規模の飲食店に対して、食材を配達するサービスを止めたところも多いです。その結果、食材の配達を受けられない小規模飲食店などを対象に、店主自らが買い出しに行き、現金で決済し、自分で持ち帰る業態「キャッシュ&キャリー」が増えてきました。業務用スーパーを使いこなし節約の努力をしないで乗り切りたいものですね。
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by koto-style | 2008-07-08 00:43 | スーパーマーケット