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流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

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d0015277_19302076.jpg千葉市幕張のイオン本社で開催されている同社のプライベートブランド(以下、PB)、トップバリュの新製品発表会を訪ねました。PBとは小売業者が消費者の声をもとに商品企画を立案、そこで決定された仕様に従ってメーカが商品を生産、完成した商品は小売業者が全量買い上げ、小売業者のブランドで販売する商品を指します。また、マスメディアを使った広告を積極的に行わず、物流コストも削減されるため、ナショナルブランド(NB)に比べ、安い価格で提供できます。最近では消費者の間で食品の安心・安全への関心が高まっているため、NBよりも安いという理由だけでなく、原料の調達から加工、流通までの過程を透明化し、小売業者が責任を持って品質管理しているということで、PBは人気商品となっています。例えば、ウナギ。稚魚の段階から、養殖、加工、出荷の段階まで、すべての製造・流通過程を追跡できるため、まさに、安心・安全を約束した商品を消費者に提供できます。早速、トップバリュのウナギ試食してみると、予想以上に”うまい”を実感できました。中国産うなぎにおいて、禁止薬物が使われていたことが報じられて以来、「うなぎ=危険」というイメージを抱き、食べていなかったので、やっと安心して食べることができる商品に出会うことができ、素直にうれしい気持ちになりました。一般に大手スーパーマーケットチェーンで売られている商品の8割はNBであり、カップ麺など強力なNBが存在するため、PBが参入しても、なかなか、消費者はブランドスイッチしません。一方、”強力なNBが存在しない商品分野”、たとえば、前述のウナギや漬物と農産品などでは、じわじわとPBのシェアが高まってきています。中国産の冷凍ギョーザ事件以降、大手メーカ製品だからといって必ずしも安心できなくなりました。小売業者が責任を持って提供するPB。今後の展開が楽しみです。

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by koto-style | 2008-03-07 19:29 | スーパーマーケット