流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

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d0015277_19522944.jpg原油代の高騰にともない、暮らしの中で使う商品の値段は上昇傾向にあります。例えば「国産農産物なんて、原油代の高騰とは関係ないや!」と思われがちですが、産地からスーパーマーケットに運ぶためのトラック運賃、野菜を包むビニール製の包装、農薬、農機具の燃料代といったように、日常生活において原油はきっても切れないものになってきています。原油高の背景には、中国やインドなどにおける石油需要の拡大に対し、産油国であるアラブ諸国では原油採掘が追い付かず、石油不足になっていることや、インターネットを通じ、個人投資家が簡単に石油を金融商品として取引できるため「原油バブル」が起きていることも原油代を押し上げています。すべての商品の原料が上昇するなか、イオングループの各店で取扱いのあるプライベートブランド(PB)・トップバリュは売価を据え置いて販売されています。一般にPBは小売店がメーカに生産を委託。その全量を小売店が買い取ることで、物流、宣伝といったコストを削減できるため、ナショナルブランド(NB:メーカの商標で販売される商品)に比べ、価格は安く、品質は同等もしくはそれ以上です。自分の場合、同じ商品であれば、まず、PBを探し、なければNBを探します。PBが売場に並ぶことで、同じジャンルのNBメーカも、PBの価格を意識しますから、経営努力によって値上げを抑えようという心理が働くようです。いずれにしても、PBとNBが「よい競争」を行うことが、消費者にとって、「よいものを安く買える」ということに、つながるのではないでしょうか。

「プライベートブランド商品で物価高を乗り切る」

ジャスコの売場にて感じました。

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by koto-style | 2007-08-11 19:50 | スーパーマーケット