流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

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d0015277_23521248.jpg商店街が衰退して久しいですが、その原因は必ずしも大型店の進出だけではなさそうです。一番の要因は消費者のライフスタイルの変化と商店街にある商店の「売り方」に乖離が生じたことにあると考えています。例えば住宅面では、隣三軒両隣は顔なじみでしたが、集合住宅で暮らしていると、引越しをしてきても、「近隣に挨拶に行く」といった習慣はなくなり、プライバシーが重視されるようになりました。ちょっとさびしい気もしますが、都会では匿名で暮らすことができます。テレビショッピングは配達先、名前などを知らせるものの、売り手はテレビの画面の中におり、客はお茶の間にいるわけですから、相手の顔だけ見えて、自分の顔を見せずに買うことができます。さらに、番組を見ながら、欲しいと思わなければ、チャンネルを変えるか、テレビを消せばいいわけです。しかし、有店舗販売の場合、そうはいきません。「せっかく商品説明してもらっているのに、なんだか買わずに帰るのは悪いなぁ~」といった罪悪感が生まれ、それが嫌で店に入ることを躊躇することもありました。つまり、大型店が伸びた背景には、単に価格が安いとか品揃えがよいというだけでなく、お店に入って「買わなくても、罪悪感を感じさせない」匿名性が魅力となり、集客力を高めたのではないでしょうか?なんだか、さびしい気もしますが、自分も普段はお世辞にも小奇麗な格好をしていないので、自分の存在を消して買い物できる手段はありがたいです。テレビショッピングならばノーメイクでパジャマ姿でも買い物できますものね。

「断る自由を提供したのがテレビショッピングである」

ロデオボーイⅡに乗りながら感じました。

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by koto-style | 2007-06-13 23:49 | コンビニ他