流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

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d0015277_11484692.jpg秋葉原電気街の裏街道を歩いていると、中古パソコンパーツ屋さんが並んでいます。自分にとって中古パーツ屋さんは宝の山、ひとつひとつの店に並んでいる商品を目をこらして見ていると、人気商品の影に隠れるように、掘り出し物が転がっています。掘り出し物を見つけた時の嬉しさが忘れられなくて、中学生の頃から通い続けています。そんな宝探し気分で、アキバの裏道を歩いていると、中古パーツ屋さんの前で気になるPOPを見つけました。「1GB、100円」、近づいていくと、2Gから10GBの中古ハードディスクが店頭に山積みされていました。データの量り売りとでも言うのでしょうか?ギガ単位で価格設定するところが、なんとも秋葉原らしい売り方と感じでした。1G・100円と言われると、なんとなく「安い」印象ですが、新品のハードディスクは今、300Gで9000円前後ですから、1Gあたり30円。新品のほうが中古よりも安いのが実情です。パソコンやハードディスクのような電子機器は技術進化が早く、新品を買っても、すぐに陳腐化し、価値は文字通り二束三文になってしまいます。中古店では、無料もしくはそれに近い価格で中古完成品を仕入れ、それを分解し、パーツとして販売しているわけです。お客も、素人客はいませんから、商品説明の必要もありません。新品と異なり、元手がほとんどかかっていない商品を販売しているため、当然、新品を販売するよりも、儲かってしまうんですね、きっと(笑)。お店の見た目は、お世辞にも、小奇麗ではありませんが、経営面では、がっちり稼いでいるようです。

「新品よりも中古品販売店の方が元気である」

秋葉原の裏通りにて感じました。
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by koto-style | 2007-03-13 11:46 | コンビニ他