流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

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d0015277_10254131.jpg表参道を歩いていると、あまりの暑さのためカフェに入りました。といっても、メガネ店とカフェが併設されているその店では、ドリンクを飲んでいると否応がなしにメガネ売場が目に飛び込んできます。そのまま、メガネ売場に入ると、新作のメガネがずらりとあり、思わず手にとってしまいました。スタッフに尋ねると、第二週、第四週の月2回、新作がリリースされます。考えてみれば、暑くなれば薄着をし、寒くなれば厚着をします。服装が異なれば、当然、かけるメガネやアクセサリーもファッショに合わせて変化するはずです。今まで一式3万円前後したメガネも、レンズ込みで5000円、7000円、9000円台と手軽に買える価格帯になり、ファッションや季節に合わせて買うことができるようになりました。しかし、メガネの値段が安くなっても、かけ心地を微調整する時など以外、メガネ店に立ち寄ることはありません。表参道の店ではカフェを併設することで、メガネを買うつもりでなくても、目に入り、興味を引かせ、結果的に購入を促しています。書店にカフェが併設することは一般的になりましたが、今回、購買頻度が異なり、非関連アイテムを扱う店がジョイントすることで、新たな市場の開拓は、はじめての試みです。従来のメガネは医療機器の一つとして捉えられていたこともあり、ファッション性よりも信頼性を重視した販売手法がとられていました。もちろん、今でも医療機能も備えていますが、ファッション性に重きを置いた売り方により、購買頻度は高まり、市場拡大が実現したのではないでしょうか。

「異業種のジョイントで新たな商品コンセプトを創る」

表参道のZoffで感じました。
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by koto-style | 2006-09-02 10:23 | コンビニ他