流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

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d0015277_10213783.jpg店舗を選ぶ際、まずは店の外観から店の中を連想します。例えば、入口付近に置かれたゴミ箱から、ゴミがあふれていると、「何だか、古いものが売られているのではないか」と悪いイメージを連想します。特に初回来店時における、店を選択する要因は、その店の商品が高いか、安いか、品質がよいか、悪いかではなく、入りたいと感じさせるイメージを「店の外に向かって放っているか」ということがポイントになります。ところが、店舗の外に目を向けているスタッフは少ないように感じます。生鮮三品を担当するパートさんに欠員が出ると、すぐに募集をかけますが、直接売場と関係のない部門に欠員が生じても、スピーディーに募集をかけずに欠員状態が続いている場合もあるようです。1円、場合によっては1銭単位で価格競争を繰り広げる中、清掃や施設管理に関するコストは限りなく、抑えたいという気持ちも理解できます。今や高速道路網の発達による産地から消費地まで、とれたての野菜や鮮魚を運ぶことも容易になりました。もはや、商品の品質での差別化は困難となってきました。もちろん、差別化できるのかもしれませんが、消費者は高度な違いについて、売場では理解できないこともあります。オープンから間もない店では、真新しさや新しいものへの興味から、一定の集客力を得ることができますが、時間の経過とともに新しさは当然、薄れていきます。店舗施設の管理を徹底するなど、いつまでも開店時の鮮度を維持することが「店に入りたくなるイメージ」を演出できるのではないでしょうか。

「お客様はイメージで店舗を選択している」

スーパーの店頭にて感じました。
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by koto-style | 2006-08-26 10:20 | スーパーマーケット