流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

<   2005年 10月 ( 1 )   > この月の画像一覧

d0015277_18431691.jpg我が家のアパート(東雲キャナルコート)の一階にナチュラルローソンがオープンしました。ローソンの中でも特に、天然素材を使用した弁当、惣菜類、パンなどを販売する、健康にポイントを置いた業態です。ベージュを基調としたインテリアデザインはコンビニというよりも、カフェを彷彿させます。店の前を通ると、香ばしいバターの焼ける香りが漂い、ついつい食べたくなり、気がつけば毎朝、パンを買っていました(笑)。ガラス越しに工房を覗くとパンを焼いている様子を見ることもできます。店内にはイートインコーナーもあり、カウンターで買ったパン、弁当などを食べるスペースもあります。付近一帯はSOHO型のアパート群なので、ちょっとした打ち合わせスペース等として活用されることを想定しているようです一般的なコンビニは駅からの帰り道付近に立地するため、目的があって店に入るのではなく、なんとなくコンビニに入り、ついでに何か買ってしまったという、生理現象的な売り方をしているチェーンが成長してきました。ナチュラルローソン(東雲)の場合、通勤経路の途中に立地しているわけではないため、目的を持って来店するお客様をつかまなければ成り立ちません。そこでベーカリーカフェを併設したと思われます。焼き立てという付加価値を高めた反面、価格は他チェーンの類似商品に比べ約1割高めですが、不思議と高いとは感じません。今後、小銭で買い物できるコンビニの気軽さと、付加価値を高めたプチ・ゴージャス感をどのようにバランスをとるのか消費者として見守りたいと思います。

「コストをかけずに付加価値を高める時代」

ナチュラルローソンにて感じました。
[PR]
by koto-style | 2005-10-09 18:41 | ショッピングセンター