流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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d0015277_958489.jpg防災グッズと言うと何か仰々しいものを感じますが、まずは身近なところで100円ショップで買えるものだけで命拾いできるグッズを紹介したいと思います。我が家では厚手のスリッパ、滑り止め付軍手、携帯電話を枕元3点セットとして常備しています。就寝時のように靴を履いていない状態で被災した場合、携帯画面で足元を照らしながら、避難用の厚手のスリッパを履きます。ガラスの破片や木片が転がっていても、何とか歩くことはできます。次に倒れた家具やガラス類を取り除く際、滑り止めゴム付の軍手があれば、動かしやすいです。阪神淡路大震災では亡くなられた方のうち9割が家具や家屋による圧死でした。震災発生後、素早く逃げられるか否かによって生存率は左右されます。携帯電話は便利ですが動力源が電気のため、電池が無くなると使い物になりません。必ず乾電池で使用できる予備充電器を準備されることをお勧めします。乾電池が無くなると充電器も意味をなしませんが、新潟県中越地震の時は被災から約2日後には携帯電話会社から避難所に充電器が届けられました。とにかく2日、バッテリーが持てばよさそうです。万が一、子供は学校、ご主人は会社というように、日中、被災し、不幸にも負傷した場合、身元確認できるものが必要となります。身分証明書となる保険証などに加え、定期券入れの中に家族の写真をいれ、裏に生年月日と家族全員のフルネームを書いておくと安心です。身近な店で売られている物を使いこなすと被害は最小限に食い止められそうです。
「100円ショップではじめる防災対策」

100円均一ショップにて試してみました。
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by koto-style | 2005-04-19 09:59 | ショッピングセンター
d0015277_2164892.jpg災害時、流通業は何ができるかをテーマに取材しているせいか、街を歩いていても「今、地震が起きたらどこに避難しようか」など、ついつい考えてしまいます。阪神淡路大震災では朝方のため、亡くなられた方の9割弱は家具等による圧死でした。震度7ではテレビは約7メートル吹き飛び、ピアノは天井を突き破ります。つまり、家具を固定するだけで安全性は高まります。また、ガラス類は凶器にもなるため、必ず、飛散防止フィルムを張るなど、予防をすることが重要です。超高層ビルでガラスが割れると、そのまま、気圧の格差によって外気に吸い込まれ、窓から転落する恐れがあります。景色の美しい窓際の席に座っている時に被災すると、場合によっては命取りとなります。専門家の方によると、すべての市民が助かることは困難であったとしても、予め「この場所で被災したら、このような行動をとる」ということをシミュレーションしておくと、死亡率は大幅に低下すると言います。都心部で意外にも安全な場所は遊園地などの娯楽施設でした。ジェットコースターの走路など、鉄骨があるため「危険かな」と思いきや、不特定多数が集まる場所は免震構造で建設されるなど、一般の建物に比べ地震災害に強いつくりになっていました。もし、都心部で揺れを感じたら、六本木ヒルズなど、新しそうなビル、すなわち阪神淡路大震災以降に立てられた建物に逃げ込むことが、比較的安全と言われています。大地震が遠いものではなく、身近に迫っていることを認識しながら、予め準備することが大切ですね。
「都市型娯楽施設は避難所にもなる」後楽園ラクーアにて感じました。
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by koto-style | 2005-04-10 02:17 | スーパーマーケット
d0015277_2326374.jpg八百屋さんの店頭を見ていると、白菜、春菊が減り、果物類が目立ってきました。入荷量を見ていると春の訪れを感じさせます。外を歩きながら、桜が目に入ると、鍋物よりも冷しゃぶなどを食べたくなります。小売店を上手に活用し、お金をかけずに消費生活をエンジョイするポイントは「旬」を買うことです。その季節において収穫のピークを迎える商品であれば、供給量は増加し、値ごろ感のある価格になります。江東区内で配布される新聞折り込みチラシをチェックしますと、4月の新入学シーズンであれば、イチゴが目玉となり、2パックで580円前後で販売されています。鮮魚ではカツオの刺身などの陳列が目立っています。農業技術の進歩や海外からの輸入野菜の増加に伴い、ますます旬という概念が薄くなってきています。以前は春にしか食べられなかった食材もありましたが、今では世界中から輸入し、いつでも、食べられるようになり、旬を意識しなくなりましたね。また、冷凍技術も進歩し、秋の味覚サンマや牡蠣でさえも、一年中、販売されるようになりました。食料品売場に行くと必ず、「今の旬」をスタッフに尋ねます。入荷量が多かったものや、市場での評判、他のお客様の声を聞きながら、うまくて安いものを確認すると、金額以上のお得感と季節感を得られますね。「どんなに農業や漁業の技術が進歩しても、日本人の体の中には旬のものが食べたくなるDNAがあるんだよ」。八百屋さんのご主人の言葉を聞きながら、キャベツ、アスパラガス、イチゴをカゴに入れました。
「旬の産物を知ると消費生活を賢くエンジョイできる」江東区の青果店にて感じました。
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by koto-style | 2005-04-05 23:29 | ショッピングセンター