流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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「銀座のクラブの客が減るとルイヴィトンが値下がりする」

d0015277_1226722.jpg今、東京銀座界隈にはブランド品のリサイクルショップが大盛況になっています。というのは銀座のクラブで働く女性たちが、客数減のため、収入が減少。その穴埋めのため、客からゲットしたブランド品を売却し現金化しているからです。さらに追い打ちをかけるように、ブランド物の並行輸入品を販売する店において”円高差益還元セール”などをしかけるものですから、新品並行物も値下がりしているため、連動して中古品市場も値下がりするわけです。先日も東京流通センターで開催された質流れ品の展示即売会では正規代理店価格の1割程度の値段で、ルイヴィトンのバッグがワゴンに山積みされていました。その光景はもはや高級ブランドというものではなく、100円ショップで売られているビニール製の袋のような感覚で無造作に並べられていました。消費者が抱く「質流れ品」に関するイメージも変化しています。以前は、生活に困っているため質に入れるという生活困窮型の利用が主でしたが、現在では、今の商品に飽きたので売却し、そこで得た資金に、いくらかのお金をたして、新たな商品を買うといった「生活エンジョイ型」の利用へと変わっています。バーゲン会場では女性同士が怒声を上げながら、商品を取り合うなど、かなりヒートアップしていました(笑)。ちなみにエルメスのバック類も今やたたき売り状態。通称ケリーバックと呼ばれるものは、色や素材によっては人気が高く、正規代理店で購入したものを転売。プレミアム価格で販売する、いわゆる「バック転がし」と呼ばれる人までも出現しましたが、NY市場の株価暴落とともに、ケリーバック価格も暴落。ピーク時のプライスの最大4割程度で販売している店もあります。いずれにしても、ブランドバック、今が買いです!今なら、まとめ買いできる価格帯です!個人消費が回復し、日本経済が再び上向くことを期待したいですね。
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by koto-style | 2008-11-17 12:25 | コンビニ他