流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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「フランチャイズシステムは収益を生みやすい仕組みである」

d0015277_21491911.jpg有楽町線・ゆりかもめ豊洲駅前には日本で最初に開店したコンビニエンスストア(以下、CVS)があります。深夜から早朝にかけては運送関係者が、日中は近隣のオフィスで働くビジネスマンやOLが、夕方から夜にかけてはティーンエイジャーと連日連夜来店し、3台あるレジは常時フル稼働です。フランチャイズシステムは本部と加盟店から構成されています。本部において看板、広告宣伝、商品調達等を行い、加盟店は本部にロイヤリティー(経営指導料)を支払い、経営ノウハウの提供を受け、店舗を運営します。フランチャイズシステムは近年、始まったものではなく2000年以上続いているものです。キリスト教や仏教等に見られる、本山と地域寺院の関係も文字通りフランチャイズです。地域寺院は本山と同じ宗派を名乗り、同じ教義を使い、エンドユーザーである信者から寄付を集め、本山に上納金を納めます。1500年代(戦国時代)の刀流通は寺院ルートが一般的でした。寺院は宗教的な役割のみならず、京都本山をハブに全国の系列寺院を結ぶ情報ネットワーク網を有していました。そこで、地域寺院が刀の販売代理店となり、京都本山に発注し、本山から刀の産地(堺、関など)にある寺院を経由して刀匠に発注。完成すると逆ルートでユーザーへデリバリーし、同時に集金もされます。その現代版とも言えるのが、CVSでの通販商品の受渡しや、公共料金の収納、銀行ATMであり、寺院のビジネスモデルを真似たものです。儲かるという字が「信」「者」と組み合わせられたのも理解できますね。

「フランチャイズシステムは収益を生みやすい仕組みである」

CVSで感じました。
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by koto-style | 2006-03-28 21:48 | コンビニ他