流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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「日本の食習慣は世界から評価されている」

d0015277_21461984.jpgニューヨークのスーパー関係者は日本のスシ以外にも、煮物など日常的に食する総菜に注目しています。アメリカではジャガイモが日本の数倍、栽培されていますが、肉じゃがにして食べる習慣はありません。肉類に関しては牛・鶏は食べるものの、豚肉に関してはベーコンやソーセージ、スペアリブには加工するものの、とんかつやポークソティなどでは食べる人はほとんどいないようです。日本では豚肉料理のバリエーションが豊富なため、NYでも日本の総菜を自店のラインナップに加えたいと考えているようです。アメリカの一人前の量は日本の1.7人前相当。ボリュームがあります。たまたま、レストランで隣り合わせになった65歳くらいの男性は、日本の食べ盛りの中学生が食べる量のフライドポテトをパクパク食べていました。一般に焼き鳥は鶏肉を細切れにして焼いていますが、アメリカ人は「食べた気がしない」と言います。ですから、NYの居酒屋ではモモ肉一枚を串に刺して提供しています。串かつも、アメリカ市場に投入する場合は、とんかつ一枚を串に刺さなければ満足しないのではないでしょうか。せっかくヘルシーな日本食であっても、やはり量が多いと体に毒です。ニューヨーカーはサプリメントやスポーツクラブに盛んに通い、健康管理を行っていますが、根本的な食習慣が変わっていないため、肥満や成人病の予防効果は薄いようです。普段、何気なく、当たり前のように食べている日本の食事。その食習慣そのものが、世界に伝播するべく価値あるコンテンツではないでしょうか。

「日本の食習慣は世界から評価されている」

NYのWholeFoodsで感じました。
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by koto-style | 2006-03-23 21:45 | スーパーマーケット