流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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「都市型娯楽施設は避難所にもなる」

d0015277_2164892.jpg災害時、流通業は何ができるかをテーマに取材しているせいか、街を歩いていても「今、地震が起きたらどこに避難しようか」など、ついつい考えてしまいます。阪神淡路大震災では朝方のため、亡くなられた方の9割弱は家具等による圧死でした。震度7ではテレビは約7メートル吹き飛び、ピアノは天井を突き破ります。つまり、家具を固定するだけで安全性は高まります。また、ガラス類は凶器にもなるため、必ず、飛散防止フィルムを張るなど、予防をすることが重要です。超高層ビルでガラスが割れると、そのまま、気圧の格差によって外気に吸い込まれ、窓から転落する恐れがあります。景色の美しい窓際の席に座っている時に被災すると、場合によっては命取りとなります。専門家の方によると、すべての市民が助かることは困難であったとしても、予め「この場所で被災したら、このような行動をとる」ということをシミュレーションしておくと、死亡率は大幅に低下すると言います。都心部で意外にも安全な場所は遊園地などの娯楽施設でした。ジェットコースターの走路など、鉄骨があるため「危険かな」と思いきや、不特定多数が集まる場所は免震構造で建設されるなど、一般の建物に比べ地震災害に強いつくりになっていました。もし、都心部で揺れを感じたら、六本木ヒルズなど、新しそうなビル、すなわち阪神淡路大震災以降に立てられた建物に逃げ込むことが、比較的安全と言われています。大地震が遠いものではなく、身近に迫っていることを認識しながら、予め準備することが大切ですね。
「都市型娯楽施設は避難所にもなる」後楽園ラクーアにて感じました。
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by koto-style | 2005-04-10 02:17 | スーパーマーケット