流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


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「五感力を高めると、売上はアップする」

d0015277_22304347.jpg気温が30度を超えると、キーンと冷えたドリンクが飲みたくなります。ランチタイムに飲食店に入ると、真夏日にも関わらず、熱いほうじ茶が出されたんですね。額から汗が滝のように流れていました。スタッフは朝から冷房の効いた室内で仕事をしているため、むしろ肌寒く感じ、温かいお茶を出したとのことでした。売り手が考える「お客様が喜ぶこと」と、お客が実際に「喜ぶこと」が一致していると、売上はアップしますね。逆に伸び悩んでいる時は、売り手は「お客のこうして欲しい」を検証してみるといいのかもしれません。さて、お風呂からあがると、夕涼みがてらGMSに出かけました。お中元売場を通ると、贈答用のカルピスが陳列されており、見ていると飲みたくなりました。そのまま、売場を歩き回りカルピスを探しましたが、ないんですよ。カルピスが。ドリンク類コーナーに行くと、既に棚には一本も残っておらず、売り切れていました。「気温が上昇すると、喉が渇く」という生理現象に、消費者は忠実に反応します。暑くなれば、冷たいものが売れ、寒くなれば温かいものが売れる。シンプルなルールです。エアコンやコンピューターなどが発達すればするほど、人間が本来持っている五感力が低下していくように思いますが、シンプルなルールは健在です。最近、都心部での移動に自転車を使用し、自然の風に直接、触れています。暑さ、寒さを肌で感じているせいか、自分が欲しいと思ったものが、そのまま売れ筋商品になっています。パソコンをはじめとする文明の利器は使い過ぎに気をつけたいです。まさに、ご利用は計画的にですね。

「五感力を高めると、売上はアップする」

カルピスの売場で感じました。
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by koto-style | 2005-07-02 22:29 | ショッピングセンター