流通ジャーナリスト 購買促進コンサルタント金子哲雄がお届けする売場直送レポート


by koto-style

「売上はブランドイメージで変わる」

d0015277_12244289.jpg江東区のアメ横と呼ばれる、砂町銀座商店街を歩きました。魚屋さん、肉屋さん、八百屋さんなど、いわゆるパパママストアが、全長660mの街区に約100店舗、集積しています。店頭では、いらっしゃい、いらっしゃいと威勢のよい掛け声をかけながら、店主自ら、お客様を呼び込んでいます。砂町銀座は都内でも屈指のブランド力を誇る商店街であり、「鮮度が高く、安くて、うまい」というイメージが地域客の間で定着しています。今日も400円前後でカツオの刺身が売られていました。くりっとしたアイパーの髪型をした、鳥羽一郎風のスタッフから「にんにく、ぶっかけると、すぐに食べられるよ」と声をかけられると、思わずカゴに入れてしまいますね。さて、元気のある商店街では、お客様に対し「できること」を明確に提示しています。例えば、横浜・元町では「舶来品が豊富」、秋葉原では「電気街」、かっば橋では「食器街」というように、その商店街がお客様に対し、提供できる便益が、そのままブランドイメージとして築かれています。また、あるディスカウントストアでは、必ずしもすべての商品が安いわけではないのですが、LVの財布(5万円未満のもの)、ティファニーのネックレス(2万円前後のもの)が他店を圧倒する安さであると、他の商品が競合より高くても、お客様は安いと感じるようです。賢い店では、すべての分野ではなく、一つか二つ、特定分野において、圧倒的な安さと品揃えを誇り、ブランドイメージを確立し、自店の存在をお客様の記憶に残し、売上アップにつなげています。

「売上はブランドイメージで変わる」

砂町銀座商店街にて感じました。
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by koto-style | 2005-06-30 12:23 | コンビニ他